絵を描いていると、「自分の本を作りたい！」と思うときがありますよね。

しかし、初めて本を作る場合、たくさんのページを書くのは難しいと感じるかもしれません。

そんなときは、まずはハードルを下げて少ないページ数の本を少部数で発行してみるのはどうでしょうか？

同人誌の印刷は少部数からも注文することが可能です。

予算も抑えられるため、気軽に始めることができます。

今回は、同人誌の印刷を少部数から発注が可能で、かつ12ページから本を印刷できる印刷所を比較しました。

それぞれの特徴や料金を詳しくご紹介しますので、初めての本作りの参考になれば嬉しいです。

同人誌を少部数・少ページから注文可能な印刷所の比較

以下の表では、印刷所ごとに最小部数・最小ページとその場合の料金をまとめました。

最後の欄ではB5サイズ・12ページ・10部の場合の金額で料金を比較しています。

※最後のちょ古っ都製本工房は公式サイトに19ページ以下の注文について記載されていなかったのですが、とにかく価格が安く穴場のような印刷所なので、参考として記載しました。20ページ以上の本を注文する際の参考にしてください。

最小ページが20部となっている印刷所（栄光・くりえい社）は注文時に最小の20部を選択し、備考に希望のページ数（16ページ/12ページなど）を追記する形で注文が可能です。

ただし料金は20ページと同様の金額になるので、割高になってしまう点に注意してください。

次に、実際に使用した方の感想を元に各印刷所の良い点と悪い点を比較したいと思います。

少部数同人誌印刷・各印刷所の良い点・悪い点

口コミや自分の経験をもとに、各印刷所の良い点と悪い点のまとめてみました。

栄光印刷

良い点

• オンデマンド・オフセットともに印刷が綺麗
• イベント合わせの割引を使用すると安く印刷できる
• 初心者でもテンプレートを使って入稿が簡単

悪い点

• 大手なので対応は機械的。お情けとかは無いです…。
• 16ページ以下は中綴じ印刷になり、ホチキスが目立つ

おたクラブ

良い点

• 少部数を安く作りたい人におすすめ
• オプションが豊富

悪い点

• 印刷のクオリティに幅がある
• 対応への評判に若干不安あり

オレンジ工房

良い点

• 少部数が可能な印刷所としては有名
• 対応が優しい

悪い点

• 発色が良くも悪くも独特なので、オレンジ工房とわかりやすい
  （こちらで同人誌を発注したことがありますが、なんとなくわかります笑）

くりえい社

良い点

• とにかく印刷の仕上がりが綺麗
• セットが多彩なので装丁を豪華にできる

悪い点

• お値段が高め

プリントキング

良い点

• 値段に対して印刷が綺麗
• 対応が優しい

悪い点

• 悪い口コミが特に見当たらない

プリントオン

良い点

• 少部数でも装丁にこだわりたい人向け

悪い点

• 値段がお高め
• 金額に対するの品質の評判が良くない

ちょ古っ都製本工房

良い点

• 値段が安い
• 教科書や企業向けの冊子がメインの印刷所で、小説の印刷が人気

悪い点

• 入稿方法が少し難しい
• 装丁はシンプル

以上が各印刷所の良い点と悪い点のまとめでした。

色々な口コミを見ると、対応が良いって大切な要素だなと思います…。

それでは結局、同人誌の印刷を少部数・少ページで発行したい場合はどこを選べば良いのでしょうか？

同人誌の印刷を少部数・少ページで発行する際のおすすめの印刷所

同人誌の印刷を少部数・少ページで発行したい場合、私はプリントキングに発注したいと思いました。

値段が安い印刷所もありますが、やはりそれなりにクオリティに幅があると感じました。

オレンジ工房は初めて私が同人誌を印刷した会社なのですが、口コミの通り、印刷が独特でした。

正直に表現するのであれば、コンビニプリントのような印象を受けました。（個人の感じ方です💦）

対してプリントキングは、悪い口コミが見つからなかったことがすごいと思いました。

• 栄光印刷やくりえい社ほどお値段が高くなく、値段に対するクオリティが高い
• 少部数・少ページ対応
• 無線綴じ対応

以上の点から、私は少部数・少ページの印刷に関してはプリントキングに発注したいという結論になりました。

いつもは栄光印刷さんに頼んでいるので、ページ数が増える・発行部数が多い場合などはまたその観点からの比較が必要になるかと思います。

丁度少部数・少ページで本を印刷したいと思っているので、そのときはプリントキングを利用した感想もご紹介しようと思います！

また見ていただけたら嬉しいです。