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イラスト参考書の選び方|初心者が最初に読むべき3冊と学び方のコツ

イラスト参考書の選び方 描き方の本・ポーズ集
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イラストの勉強を始めると、最初に迷うのが「どの本を買えばいいのか」ということではないでしょうか。

私自身、本を読むのが好きでこれまでに120冊以上のイラスト参考書を購入してきましたが、繰り返し開く本には共通点がありました。

  • 全体を網羅できる入門書
  • 正しい知識を学べる理論書
  • 感性を磨ける画集

この3タイプをそろえておくことで、基礎・理論・感性をバランスよく育てながら、迷いのない学び方ができるようになります。

この記事では、それぞれの特徴とおすすめのイラスト参考書をご紹介します。

参考書①まずは「イラストの全体を理解する」ための入門書

最初の1冊は、角度やポーズまで網羅したイラストの入門用参考書を選ぶのがおすすめです。

イラストを描く上で最初に必要なのは、「部分的な技術」ではなく“全体の見通し”です。

線の引き方や塗り方を個別に学ぶ前に、人体の構造やバランスを体系的に理解しておくことで、後の上達スピードが大きく変わります。

初心者のうちは「デッサンが正確なサンプル」「多角的なポーズ」「実際に使える応用例」が揃っている1冊を選ぶのがポイントです。
そうした観点でおすすめしたいのが、以下の本です。

360°どんな角度もカンペキマスター! マンガキャラデッサン入門 マンガキャラを描こうシリーズ

この本は、イラストに必要な人体の基礎を網羅的に学ぶことができ、正確なデッサンと美しいサンプルが特徴です。

アオリや俯瞰といった角度からの描写例も豊富で、「正面ポーズしか描けない」という壁を超える練習にも最適。

さらに価格も手頃で、最初の投資としてコストパフォーマンスが高い点も魅力です。

こんな人におすすめ
・独学でイラストを学び始めた人
・中級者で基礎をもう一度見直したい人

最初にこの本を通して全体の構造をつかんでおくと、後の学び(塗り・構図・キャラデザイン)が自然に結びついていきます。

参考書②正しい知識を学ぶための理論書(デッサン・解剖学)

イラストを描く上で、見たままの形を“なぞる”だけでは理解が深まりません。

表面の線を追うのではなく、「その線がなぜそこにあるのか」を知ることが、上達の大きな分かれ道になります。

その理解を支えてくれる参考書が、人体構造を正しく学べる理論書です。

スカルプターのための美術解剖学

この本は、骨・筋肉・人体のアウトラインの関係を同じ角度で比較できる構成になっており、

「骨がこうなっているから筋肉がこうつき、結果としてこのアウトラインになる」

という“構造の因果関係”を視覚的に理解できます。

人体の仕組みを知ることで、キャラクターをどんな角度からでも自信をもって描けるようになります。

私自身はこの本をポーズ集と組み合わせて使うことが多くあります。

ポーズ集には大きく分けて、

  • ①イラスト形式
  • ②写真形式

この二種類があります。

実は前者は著者の絵柄に影響されやすく、誤った理解に繋がることもあります。

そのため、ポーズを見ながらこの本で“答え合わせ”を行い、骨格と筋肉の動きを確認します。

このような組み合わせで使用することで描ける角度が自然と増えました。

「イラスト的なデフォルメ」は観察と理論の上に成り立ちます。正しい知識を学ぶことで、どんな絵柄にも応用できる“軸の強い絵”が描けるようになります。

【参考書③】感性を磨く“好きなイラストレーター”の画集

技術や理論を学ぶことと同じくらい大切なのが、自分の感性を育てることです。

理屈で理解する力に加えて、「好き」と思える絵柄を分析し、真似てみることが表現力の幅を広げます。

そうした観察と感性を磨くのに最適な参考書が、好きな絵柄のイラストレーターの画集です。

咲良ゆき画集 MON PETIT CHOUCHOU

この本は、女の子の描き方を学ぶ際に良い教材になりました。

女の子のイラストはデフォルメの幅が広く、描く人によって骨格や比率、顔のバランスが大きく異なります。

そのため、まずは自分の好みや目標に近いイラストレーターを1人に絞り、角度・ポーズ・光の使い方などを観察するのがおすすめです。

私はこの画集を本屋で見つけたとき、初めてそのイラストレーターさんを知りました。塗りや質感が“今の流行”に近く、観察しながら自分の描き方をアップデートできる感覚があり、購入を決めました。

画集は1冊の中で同じ絵柄が一貫しているため、模写やパターン分析にも向いています。

・ただ模写するのではなく、「なぜこの線・塗り方が魅力的に見えるのか」を分析する
・一人の絵柄を集中して観察することで、デフォルメや構図の“規則”が見えてくる

迷ったら、まずはKindle Unlimitedもおすすめ

どの参考書を買えばいいか決められないときは、Kindle Unlimited から始めるのもおすすめの選択肢です。

3冊に絞る前に、まずは“いろいろな学び方に触れてみる”という姿勢でも十分に成長できます。

人気や新作のイラスト参考書が読めることもある

Kindle Unlimited では、古い定番だけでなく比較的新しい人気の本もラインナップに含まれています。

中には、私が過去に購入して「良かった」と感じた参考書が読み放題になっていることもありました。

イラストの学びは、自分のレベルや方向性、好きな絵柄によって「刺さる本」が変わるので、まずは複数の本を見比べながら、自分に合う1冊を見つけてみてください。

キャンペーンを活用して気軽に試してみよう

Kindle Unlimited には初回無料や「3カ月99円」といったキャンペーンが定期的に開催されています。

実は一度終わっても、しばらく経つと再び表示されることもあり、私自身これまでに5回ほど利用しています。

「いつか利用するために残しておく」よりも、「使えるときに学んでしまう」方がずっと有意義だと感じています。

自動更新は「登録後すぐに解除できる」安心設計

契約後すぐに自動更新をオフにしても、期間内はそのまま利用できます。

「解約し忘れて課金されるかも」という心配がないのは大手ならではの安心設計。

気軽に始めて、気になる本をざっと眺めるだけでも、今の自分に必要なテーマが見えてくるはずです。

この記事を書いた人
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ミニキャラ専門イラストレーター。イラスト歴10年超、元企業公式イラストレーターとしてVtuberグッズや商用案件を多数担当。半年で50件以上の依頼に対応し、満足度5.0を継続

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