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ミニキャラ座るポーズの描き方を解説【初心者向け】

ミニキャラの描き方

ミニキャラの座るイラストは、手足の短さやデフォルメ表現が難しいポーズの一つです。

描き方のコツは、アタリ(下書きの骨組み)の取り方と重心のバランスを知ることです。

この記事では、初心者でも簡単にできるミニキャラの座るポーズの描き方を解説します。

ミニキャラ座るポーズの描き方の基本|アタリと配置のコツ

ミニキャラの座るポーズのアタリ

ミニキャラが座るポーズを描くコツは、丁寧にアタリ(下書きの骨組み)を取ることです。

ミニキャラの座るポーズのアタリの取り方

ミニキャラが座るポーズも、ミニキャラの基本的な描き方と同じルールで描きます。

基本的なミニキャラの描き方の詳細は、以下の記事で解説しています。

【初心者向け】ミニキャラの描き方について解説|3ステップで可愛く描けるコツ
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2頭身(頭2個分の背丈)のミニキャラなら、頭と体を表す2つの丸でアタリを描いてください。全体の半分が足の部分になります。

ここで大切なのは、立っているときもミニキャラ座る時も、この比率は変わらないということです。

アタリを描く順番は、

  1. まず頭の丸いアタリを描きます。
  2. 次に、その丸を複製して雪だるまのように重ねます。
  3. 最後に、下の丸を半分にする線を引き、足の部分を決めます。

この順番で描くと、座るポーズもバランス良く描くことができます。

正面・横向きで描き方が変わる

ミニキャラの座るポーズ正面と横向き

ミニキャラ座るポーズは角度によって描き方も変わります。

正面から見たミニキャラ座るポーズは、顔を正面で見せられるため、グッズ制作などでもよく作用されています。

横向きの座るポーズは、どうしても平面的になってしまいがちなので、あえて角度をずらして向こう側にある足を描いたりします。

次に、代表的なミニキャラの座るポーズの描き方をご紹介します。

ミニキャラの座るポーズの種類

ミニキャラの座るポーズには色々な種類があります。

ここでは代表的な座るポーズとその描き方を詳しく解説します。

【座るポーズ】体育座り

ミニキャラの座るポーズ・体育すわり

体育座りは一番汎用性が高くて、初心者にも描きやすいミニキャラ座るポーズです。

膝を抱えるように座るこのポーズは、足の開き具合によって印象が大きく変わります。

足を閉じて膝を揃えたミニキャラ座る体育座りは、内向的で控えめなイメージ。腕で膝を抱える位置も工夫できて、ぎゅっと強く抱えれば不安感を、ゆるく抱えればリラックス感を演出できます。

反対に足を開いたミニキャラ座る体育座りは、男らしく豪快な印象を与えます。

膝の間に余裕を持たせて、背筋を伸ばした姿勢にすることで、自信に満ちた性格を表現できます。手の配置も、膝の上に置いたり、後ろの地面について体を支えたりするといいでしょう。

体育座りが描けるようになると、万能で描きやすい定番ポーズとして活用できます。

【座るポーズ】あぐら座り

ミニキャラの座るポーズ・あぐら座り

あぐら座りは、足を交差させて座るポーズです。

ミニキャラ座るあぐら座りでは、足の重なり部分の描き方が重要です。

手前の足と奥の足の重なりをはっきり表現して、足首の位置関係を正確に描くと、自然なミニキャラ座るあぐら座りが完成します。膝が左右に開くので、全体的に横に広がった安定感のあるシルエットになります。

【座るポーズ】正面・正座

ミニキャラの座るポーズ・正座

正座のポーズでは、正座の特徴的なシルエットを保つことが重要です。

きちんと手を揃えれば真面目な印象、少しくずした姿勢であればカジュアルな印象を与えるポーズになります。

また、どうしても足元が単純になるため、あえて崩して奥にある足の部分を見せると、立体感を出すことができます。

【座るポーズ】正面・ぺたんこ座り

ミニキャラの座るポーズ・ぺたんこ座り

ぺたんこ座りは足を横に流して座る可愛らしいポーズです。

ぬいぐるみのような柔らかく愛らしい印象を与えて、グッズデザインなどでもよく活用されるミニキャラの座るポーズです。

このポーズは、左右対称に描くと安定感やクオリティの高さが出ておすすめです。

ミニキャラの座るポーズでありがちな失敗例

ミニキャラの座るポーズを描くとき、描くのが難しい典型的な失敗パターンがあります。

足が浮いてしまう|接地面を意識しよう

座るポーズでは接地面を考えよう

座るポーズで一番よくある問題は、足が地面から浮いて見えてしまうことです。

足が浮いて見える主な原因は、足やお尻と地面の接地点をあいまいに描いてしまうことです。

この問題を解決するためには、どんな角度から描く場合でも、必ず接地面を意識することが重要です。